2010年11月1日月曜日

【告知】OZONEでセミナーを開催します:異文化市場をデザインから理解する

西新宿のリビングデザインセンターOZONE 8階セミナールームにて、2010年11月18日(木曜日)にセミナーを開催することになりました。テーマは『異文化市場をデザインから理解する 〜ローカリゼーションマップへの試み〜』です。これは日経ビジネスオンラインにて、先月から連載がスタートしたコラム「ローカリゼーション」関連セミナーです。具体的な画像等の事例を踏まえながら、デザインにおけるローカリゼーション視点、言い換えると異文化市場の理解を、コラムでもコラボしている安西洋之さん(@anzaih)さんと共に試みます。
写真素材 PIXTA
(c) QUALIA studio写真素材 PIXTA


ハリウッドの映画や、海外の風刺漫画などで登場する「ニッポン」に違和感を感じた…そういう経験は少なくないはず。最近は少なくなりましたが、以前などは「Japan」というシーン、「Japanese」というキャラクターや配役、そういう文脈に登場する動作や、セットなどが、どれを見ても中国、韓国、日本、場合によってはアジアンテイストまでもがブレンドされたような描写でした。日本で暮らしている我々からすると「何たる不勉強!」と感じてしましますが、当時の彼らのマインドに浮上する日本は太平洋を越え、日付変更線も越え、ハワイの先のFar Eastという遠い位置付け。彼らの日常からはとても距離があった訳です。

ちょと視点を逆にしてみます。我々は海外の国や地域のそれぞれの文化をどれだけ知ってるのでしょうか?。実はあまり知らないのです。そこで暮らす人達の生活や文化について100%理解したり共感することは本来不可能ですし、その必要も無いのですが、デザインしたモノやサービスが海を超えた先で暮らすさまざまな人達の生活を潤すものにしたいのであれば、彼らの文化を納得できなくとも理解する…というスタンスは取り入れるべき視点です。そういう問題意識からスタートした「ローカリゼーションマップ研究会」のセミナーです。ご興味とお時間がある方は、安西さんブログ『地図を描いたイタリア人』を一読の上、是非ご参加ください!。申込は下記ページから。

異文化市場をデザインから理解する ::: Living Design Center OZONE
◉ 連載コラム :: 「ローカリゼーションマップ」:日経ビジネスオンライン

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